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わたしたちの想い
お茶が紡ぐ絆
時代と共にお茶は変わってきました。品種の改良や大型化、機械化など生産加工だけでなく、ペットボトル茶の普及のように味だけでなく簡便さまで求められるようになり、昔ながらの懐かしい味のお茶が少なくなってきています。九州山地の奥山の地、人吉で140年以上つづく老舗だからできる味こそ私が磨き上げていく大切なものだと思っています。
創業明治10年立山商店5代目
立山 茂
Shigeru Tateyama
- ・日本茶インストラクター
- ・日本茶アドバイザー養成講座専任講師
- ・日本茶リーダー資格取得
- 世界お茶まつりインストラクションコンクールに2度南九州代表として出場
- 2004年「お茶のマイペットボトルを作ろう」優良賞受賞
- 2007年「漫才日本茶インストラクター・カテキンズ」会場は笑いの渦
- 2017年・2018年日本茶アワード入賞
立山 まき子
Makiko Tateyama
- ・茶育士
- ・日本茶アドバイザー
お茶へのこだわり
熊本県は「10種類の日本茶」の中の1つである玉緑茶が日本一の産地で、3分の1近くがここ人吉球磨地方で生産されています。清流日本一の川辺川と日本三急流球磨川の豊かな水が良質なお茶を育みます。
日本茶は1200年前に中国より喫茶の風習が伝わって以来、長い年月をかけて日本人が暮らしの中に生かしてきた文化です。
これは一杯や二杯の試飲で語れるものではありません。
そのため国内や海外からせっかく訪れ、もっとお茶を知りたいと思われる方には「ありのままの日本茶」を知っていただける10種類の日本茶のテイスティング体験を交え伝統文化をお伝えしております。
10種類の日本茶
玉緑茶
煎茶の製造で形状を勾玉上に仕上げたお茶です。グリ茶とも呼ばれてます。
抹茶
玉露と同じように育てた茶葉を揉まずに乾燥させ石臼で挽いて粉末にしたお茶です。
番茶
大型の茶葉や後摘みの茶葉で作ったカフェインの少ないお茶です。
玉露
茶畑に20日以上、覆いを被せて直射日光を遮ることでアミノ酸がカテキンに変化するのを抑えうまみ成分が多く含まれるお茶です
玄米茶
蒸して乾燥させた白米をお茶にまぜたものです。
かぶせ茶
玉露と同様に被覆しますが、期間はより短いお茶です。
深蒸し煎茶
標準的な時間より長く蒸して製造したお茶。形状は粉っぽくなります。
ほうじ茶
製茶加工後の二次加工において高温で焙煎したカフェインが少ないお茶です。
普通煎茶
日本茶生産量の75%を占める日本茶の代名詞的な存在です。
釜炒茶
茶葉を蒸気で蒸さずに直接、鉄製の窯で炒って作るお茶です。
立山商店の歴史
- 明治10年(1877年)
- 球磨郡大村(現在の人吉)に山産物商として立山商店開業。
- 大正
- 祖父 立山清市は椎茸で大陸貿易を行う。
- 昭和
- 父の代より東京・大阪の百貨店に物産展で出展、お茶が主力となる。
昔ながらの製法で作る田舎番茶が広く全国に知られる
- 平成
- 2017年、2018年日本茶アワードで2年連続入賞。(全国お茶品評会)